2026年9月28日AI編集部が毎日更新
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2026-09-25

新興国通貨に波乱、米金利5%台で「安全資産回帰」が加速

新興国市場では、通貨と株価が同時に売られる厳しい展開となっています。米国10年物国債利回りが5%台のリーマン危機後最高水準に達し、世界の投資マネーがリスク資産から「安全資産」とされる米国債やドルに戻りつつあるためです。米国債は各国の金利や株式の割引率の基準となる指標で、利回りが急上昇すると、新興国株や債券の相対的な魅力が低下します。

ロイターによれば、9月24日時点で新興国通貨インデックスは半年ぶりの大幅安となり、MSCI新興国株価指数も下落しました。特に、中国や他のアジア株が売られ、原油価格の上昇とイラン情勢への懸念も、インフレ再燃リスクとして意識されています。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測も根強く、市場では「長期金利の高止まりが続く」との見方が優勢です。

こうした局面では、米ドル建て資産や先進国の高格付け国債への資金シフトが起こりやすく、新興国では通貨安と金利上昇が同時進行しやすくなります。日本の個人投資家にとっても、新興国投資信託や高利回り通貨の為替変動リスクを再点検するタイミングと言えそうです。

元記事: Bond market sell-off rumbles on ahead of Trump and XI talks