2026-09-16
金価格は4,300ドル台前半で一服 「インフレヘッジ」としての役割は健在か
金(ゴールド)相場は9月15日、1トロイオンス=4,291ドル前後で推移し、前日からおよそ14ドル高となりました。1年前と比べると約17%上昇しており、長期的には右肩上がりのトレンドを維持しています。商品市場では、同じ金でもニューヨークなど先物市場の取引価格と、現物の店頭価格が存在しますが、ここでは代表的な国際指標となる先物価格をベースにした水準です。
一方で、同日の終値ベースでは4,300ドル台前半でやや軟化する場面もあり、米長期金利の5%台乗せとドル高が重石となりました。通常、金は利息を生まない資産であるため、金利が上昇すると相対的な魅力が低下しやすいとされています。それでも、1カ月前と比べた調整幅は限定的で、インフレや地政学リスクへの「保険」としての需要は根強いとの見方が多いようです。
個人投資家にとっては、金そのものを買う現物投資に加え、金関連ETFや金鉱株など、さまざまな投資手段があります。価格が高値圏にあることを踏まえると、短期的な値動きに振り回されないよう、積立(ドルコスト平均法)やポートフォリオ全体の数%程度に抑える分散投資が、一つの現実的な選択肢といえるでしょう。
元記事: Current price of gold as of September 15, 2026 / Nightly Market Digest — Tuesday, September 15, 2026