2026-09-15
金価格は1カ月ぶり安値圏 原油高とインフレ指標で「追加利上げほぼ確実」に
9月14日の金(ゴールド)先物価格は、約1カ月ぶりの安値水準まで下落しました。安全資産とされる金は、金利が付かないという特性から、利上げ観測が強まる局面では売られやすくなります。今回は、原油高と強めのインフレ指標が重なり、市場が「FRBの追加利上げはほぼ確実」と見なし始めたことが背景にあります。
報道によると、米消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇と、市場予想を上回る伸びとなりました。これにより、金利先物市場が織り込む9月会合での利上げ確率は、一週間前の6割弱から9割前後へ急上昇。米10年国債利回りは5%台に接近し、ドル指数も9月初旬以来の高値圏まで上昇しました。
テクニカル面では、一部アナリストが金価格チャートに「ヘッド・アンド・ショルダー(天井形成パターン)」の可能性を指摘しており、完成すれば1トロイオンス=4,000ドル近辺までの下落余地もあるとみています。ただし、中東情勢や米国政治を含む地政学リスクは依然高く、安全資産としての金需要が再燃する可能性も意識されます。
元記事: Gold falls to over one-month low as oil rally, inflation data boost rate-hike bets