2026-09-15
FRBは3年ぶり利上げへ トランプ大統領の「利下げ要求」と真っ向対立
米連邦準備制度理事会(FRB)は、今週の連邦公開市場委員会(FOMC)でおよそ3年ぶりとなる利上げに踏み切るとの見方が市場でほぼ織り込まれています。背景には、米国で粘り強く続くインフレと、労働市場の強さがあります。一方でトランプ大統領は景気下支えを理由に利下げを公然と求めており、中央銀行の独立性が改めて注目されています。
報道によれば、今回引き上げられるのはFRBの「政策金利」と呼ばれる短期金利の誘導目標で、住宅ローンや社債の金利、株式や暗号資産といったリスク資産の評価にも波及します。利上げが実施されれば、すでに5%近辺まで上昇している米長期金利の一段高や、ドル高進行による新興国市場からの資金流出が懸念されます。
投資家にとっての焦点は、実際の利上げよりも、その後に公表される経済見通しとパウエル議長の会見内容です。「あと何回利上げがあるのか」「2027年以降の利下げペースはどうなるのか」によって、株式・債券・ゴールド・暗号資産など幅広い資産クラスの中長期トレンドが左右されそうです。
元記事: Federal Reserve is expected to raise its benchmark rate, defying Trump's demands