2026-09-12
金は4,350ドル台へ反発 インフレ指標とFRBの次の一手をにらむ展開
金(ゴールド)相場は9月11日、1トロイオンス=4,350ドル前後まで反発しました。前営業日には約2%下落しており、米生産者物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)などインフレ指標を前にポジション調整の売りが出ていましたが、この日は「下げ過ぎ」と見る買い戻しが優勢となりました。PPIは8月に前月比0.4%上昇と、市場予想通りながら5月以来の伸びとなっています。
投資家の関心は、今後の米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースに集まっています。金は利子や配当を生まない資産であるため、金利が上昇すると相対的な魅力が低下しやすい一方、インフレヘッジ(物価上昇から資産を守る手段)としての需要も根強く、指標発表のたびに思惑が交錯しています。
そのなかで、原油安によるインフレ圧力の一服と、中東情勢などの地政学リスクが同時に意識され、金価格は神経質な上下動を繰り返しています。日本の個人投資家にとっては、円建て価格に為替(ドル/円レート)が大きく影響する点にも注意が必要です。
元記事: Gold Rebounds Toward $4,350 as Markets Await US CPI Data