2026-09-08
ビットコイン現物ETFに約10億ドル流入 「出遅れた暗号資産」のキャッチアップ局面か
暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコインは、先週にかけて価格が8万ドル近辺でもみ合う一方、現物ビットコインETF(上場投資信託)には機関投資家マネーの流入が加速しています。暗号資産専門メディアの集計によると、主要な米国上場のスポットETFには直近1週間で約9.8億ドル(約1,500億円)の純流入があり、月間でも35億ドル超と、2025年9月以来最大の規模となりました。
調査会社のアナリストは、株式や他のリスク資産が先に上昇していたのに対し、暗号資産市場は出遅れており、「キャッチアップ・トレード(追い上げ相場)」が起きていると分析します。また、ETF経由の資金流入が続いていることは、短期売買主体ではなく年金基金や資産運用会社など、より長期志向の投資家が戻りつつあるサインと受け止められています。一方で、ビットコイン価格はすでに歴史的高値圏にあり、マクロ環境次第ではボラティリティ(価格変動の大きさ)が再び高まるリスクも意識されています。
元記事: Spot bitcoin ETFs pull in $987 million last week as institutional demand recovers