2026-09-06
スポット暗号資産ETFに866億ドル規模の純流入 ビットコインは7万9,675ドルに小幅反発
暗号資産(仮想通貨)市場では、スポット型ETF(現物を裏付けとする上場投資信託)への資金流入が続いています。ETFフローを追跡するInflowScanによると、直近1週間でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などを対象としたスポット暗号資産ETFに計8億6,600万ドル(約1,300億円超)の純流入が発生しました。ビットコイン価格は週次で2.6%高の7万9,675ドルと小幅反発しており、8万ドル台回復をうかがう展開です。
なかでも米ブラックロックが運用する「iShares Bitcoin Trust(ティッカー:IBIT)」への資金流入が5億4,200万ドルと、全体の大半を占めました。一方で、ソラナ(Solana)関連のレバレッジ型ETFからは資金流出が目立ち、銘柄ごとの明暗が分かれています。
価格とフローの関係を見ると、ビットコインやXRPでは「資金流入=価格上昇」の素直な動きがみられる一方、ETHは1億3,800万ドルの流入にもかかわらず上昇率が限定的で、現物市場側での売り圧力(供給)が吸収している可能性が指摘されています。ETFという証券口座で買える商品を通じて、オンチェーン(ブロックチェーン上)の取引とは別ルートの資金が依然として暗号資産市場に流入している点は、依然として強気要因とみる向きが多いようです。