2026-09-05
ビットコイン、急落後の戻りきれず 8.1万ドルから7.8万ドル台へ失速
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは9月4日、瞬間的な急落に見舞われました。価格は一時8万1,400ドル近辺から7万8,600ドル程度まで下落し、その後いったん8万1,000ドル台を回復したものの、引けにかけて上値の重い展開となりました。背景には、予想を大きく上回る米雇用統計を受けて米ドルが強含み、米国債利回りが上昇したことが挙げられます。金融引き締め長期化への懸念からレバレッジ取引(証拠金を用いた取引)の解消が進み、短時間で大量のポジションが清算されたとみられています。
一部の市場参加者は、この動きを「レバレッジの洗い出し」に過ぎないと指摘し、数時間後には価格が再び8万1,000ドル台を回復した点を強調しています。しかし、米株式市場が雇用統計を受けて下落する中で、ビットコインもリスク資産として同じ方向に動きやすくなっており、金利やマクロ指標への感応度は高まっています。
今回の急落により、短期トレーダーのセンチメントはやや悪化したものの、長期投資家の多くは依然として強気姿勢を維持しているとの声もあります。ビットコイン上場投資信託(ETF)の残高は高水準を維持しており、オンチェーン(ブロックチェーン上)の長期保有者の動きも落ち着いているため、今後はマクロ環境とポジション調整のバランスが焦点となりそうです。
元記事: Bitcoin Failed To Mount A Convincing Recovery After Quick Drop