2026-09-05
強い雇用統計でゴールドと暗号資産関連株が急落 「利下げ遠のく」思惑が直撃
米8月雇用統計のサプライズは、ゴールド(金)や暗号資産関連株にも直撃しました。4日のニューヨーク市場では、金鉱株やビットコイン関連銘柄がそろって売られ、セクター全体として大幅安となりました。背景には、「早期利下げ期待が後退し、むしろ利上げ再開リスクが高まった」との見方があります。一般的に、金利が上昇すると利息を生まないゴールドや、ボラティリティの高い暗号資産は投資妙味が薄れるため、売り圧力を受けやすくなります。
具体的には、主要な金鉱株や暗号資産マイニング企業、ビットコインの保有をビジネスモデルとする企業の株価が二桁台の下落となる銘柄も見られました。一方、現物の金価格自体も1%超の下落となり、8月後半から続いていた上昇基調に一服感が出ています。
今回の動きは、「金融緩和への過度な期待」に対する修正局面ともいえます。投資家は、FRBがインフレと雇用のバランスをどのように判断するかを見極めようとしており、次回FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果次第では、再び金やビットコインに資金が戻る可能性もあります。ただし、中長期の投資家にとっては、金利サイクルとリスク資産の相関関係を改めて意識させるイベントとなりました。
元記事: Gold miners and bitcoin stocks fall on strong jobs data