2026-09-03
世界同時債券安でビットコインは7.7万ドル近辺 静かなデリバティブ市場と強いETF需要
ビットコイン(BTC)は9月2日(水)、1枚あたり約7万7,000ドル前後で推移しました。世界の国債市場で「債券売り(利回り上昇)」が続き、株式などリスク資産には逆風となるなかで、直近の上昇相場がどこまで持ちこたえられるかが注目されています。ビットコインは株式と同様にリスク資産と見なされる一方で、「デジタルゴールド」としてインフレや通貨価値の低下に備える手段としても意識されています。
一方で、先物やオプションなどデリバティブ(金融派生商品)市場の取引は比較的落ち着いており、過度なレバレッジに依存した過熱状態ではないとの見方も出ています。その裏側で目立つのが、ビットコイン上場投資商品(ETP/ETFなど)への資金流入です。調査会社の推計では、世界のビットコインETP残高が先週だけで5万BTC超増加するなど、「証券口座を通じたビットコイン投資」の存在感が高まっています。
投資家の関心は、今後の米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ判断や、世界的な債務拡大に対する不安が、どこまで暗号資産市場にも波及するかという点です。長期金利の上昇が続けばドルの利回りが魅力を増し、無利息資産であるビットコインには逆風となる可能性がありますが、一方で「既存金融システムへの不信感」が強まれば、分散投資の一角としての需要が高まる余地も残されています。
元記事: Bitcoin hovers near $77,000 as global bond selloff tests post-rally resilience | The Block