2026-08-27
ビットコインETFに資金流入が加速、8万ドル台維持のカギは「オンチェーン外マネー」
暗号資産(仮想通貨)ビットコインの現物ETF(上場投資信託)に、8月中旬以降まとまった資金流入が続いています。米国市場のデータによると、8月24日にはビットコイン現物ETF全体で約3.4億ドルの純流入となり、6営業日連続で資金流入超となりました。1週間での純資産残高は約25%増加し、ETF全体の運用残高は約986億ドルに拡大しています。
個別では、世界最大級の運用会社ブラックロックが手掛けるビットコインETFに資金が集中し、8月17〜24日の6営業日で日次1.6〜5億ドル規模の流入が断続的に発生しました。一方で、価格面ではビットコインが約8万ドルまで急伸した後、短期的な売りやショートカバー(売り方の買い戻し)も交錯しており、ETFマネーがどこまで上昇を支えられるかが焦点となっています。
アナリストは、今回の動きが「オンチェーン(ブロックチェーン上の直接保有)」ではなくETFという金融商品を通じた需要である点を重視しています。機関投資家や富裕層が証券口座からアクセスしやすい構造のため、株式や債券から暗号資産への資産配分を変える動きが、価格ボラティリティを一段と高める可能性があります。その半面、ETFは解約が容易なため、流入が反転した際の下落リスクにも注意が必要とされています。
元記事: Bitcoin ETF Inflows Test Whether the $80,000 Breakout Can Hold