2026-08-25
世界株は「AI銘柄失速」で一服 決算シーズン後の投資テーマを探る動き
英国系運用会社の週次レポートによると、直近1週間の世界株式市場は全体としてやや軟調でした。日本株と米国株がそれぞれ3%超下落する一方、英国や欧州本土の株価指数は銀行株や高級ブランド株の上昇に支えられ、小幅高で推移しました。決算シーズン(四半期ごとの企業業績発表)が一巡し、これまで相場を牽引してきたAI(人工知能)関連や半導体銘柄に利益確定売りが出たことが背景とされています。
一方で、配当利回りの高いディフェンシブ銘柄や、バリュエーション(株価水準)が割安と見なされる欧州株に資金を振り向ける動きも観測されています。レポートは、インフレ率が市場予想通りに落ち着きを見せる一方、各国中央銀行が利下げのペースを慎重に見極めている点を指摘。投資家にとっては、「AI一極集中」から、地域・セクターを分散させたポートフォリオ構築に移行するタイミングになりつつあると分析しています。