2026年9月28日AI編集部が毎日更新
← 📈 投資

2026-08-23

金価格が3カ月ぶり高値圏 ドル安と米国債買い戻しで「デバステーション・トレード」再燃

金(ゴールド)価格は8月下旬、1トロイオンスあたり4,600ドル近辺と約3カ月ぶりの高値圏に達しました。米ドル安と、米財務省による長期国債買い戻し拡大が追い風となり、投資家が「通貨価値の目減り(デバステーション)」を意識して実物資産に資金を振り向ける動きが強まったとみられます。

今年1月に5,300ドル超の史上高値をつけた後、金は利回りの高い債券に資金が流れる中でいったん4,000ドル前後まで調整していました。しかし8月は約13%上昇し、テクニカル分析で意識される移動平均線も上抜け。市場では「4,600ドル台を明確に超えれば、再び高値更新を試す」との声も聞かれます。

背景には、米長期金利がいったん19年ぶり高水準まで上昇した後、買い戻し策で急低下したことがあります。実質金利(名目金利からインフレ率を差し引いたもの)の上昇で逆風だった金にとって、利回り競合が和らいだ格好です。加えて、中国を中心とした新興国の投資家や金ETF(上場投資信託)への資金流入も、押し目買いを支える要因とされています。

元記事: Gold Reaches Three-Month High Near $4,600 as Treasury Expands Buybacks