2026-08-21
ビットコイン7万2,000ドル突破 「ショートスクイーズ」の先に本格需要はあるか
ビットコイン(BTC)が8月20日、7万2,000ドル超まで上昇し、5月以来の高値圏に達しました。背景には、ここ数週間続いていた低ボラティリティ(値動きの小さい状態)の中で、積み上がっていたショートポジション(価格下落を見込んだ売り)が一気に踏み上げられたことがあります。暗号資産デリバティブのデータでは、24時間で27億5,000万ドル規模のショート清算が発生したとされています。
一方、オンチェーン分析企業やオーバー・ザ・カウンター(店頭)取引を手がけるトレーディング会社は、「今回は単なるショートスクイーズ(売り方の踏み上げ)以上」と指摘。現物市場と先物市場の双方で純需要がプラスに転じたのは2025年10月の史上最高値以来とする分析もあり、機関投資家の静かな買い戻しが進んでいる可能性が示されています。
もっとも、依然として1年前の水準からは大きく下落しており、フォーチュン誌の集計では足元価格は約7万2,000ドルと、1年前の約11万4,000ドルから3割超の下落となっています。市場コンセンサスはなお「景気減速ともう一段の調整」を警戒しており、今回の上昇が持続的な強気相場入りなのか、それとも一時的なショートカバーなのか、今後数週間の値動きが試金石となりそうです。
元記事: Bitcoin's rally pushes past $72,000 as analysts see demand beyond historic short squeeze