2026-08-17
ソラナ上で現金から暗号資産へ、マネーグラムなどが「トークン化金融」の裾野を拡大
暗号資産プラットフォームのソラナ(Solana)をめぐり、トラディショナル金融との連携が加速しています。米送金大手マネーグラムは、世界50万拠点の現金取扱網を活用し、ソラナ上で暗号資産を購入できる「キャッシュ・トゥ・クリプト」サービスを開始したと報じられました。銀行口座を持たない層でも、店舗で現金を預けるだけでウォレットにデジタル資産をチャージできる仕組みで、新興国市場を中心に利用拡大が期待されています。
同時に、ソラナ上ではトークン化ファンド(従来の投資信託などをブロックチェーン上のトークンとして発行する仕組み)市場も急拡大しており、2026年には累計残高が4億6,800万ドル増加、RWA(実物資産)関連エコシステムの規模は39億ドルの最高値に達したと紹介されています。トークン化された株式や債券に投資する新たな商品も登場し、オンチェーンで分散投資を行う個人投資家の裾野が広がっています。
こうした動きは、暗号資産を「投機」から「金融インフラ」へと位置付け直す流れの一環といえます。ただし、各国規制やコンプライアンス対応など課題も多く、投資家は高利回りや低コストと引き換えに、技術リスクや規制リスクを丁寧に見極める必要があります。