2026-08-07
個人投資家はAIブームの陰で「分散」と「現金同等資産」に回帰、7月の売買動向
英国系オンライン証券のデータによると、7月の個人投資家(リテール投資家)は、AI(人工知能)関連株のボラティリティ(価格変動)上昇に直面しながらも、依然として大型テック株を押し目買いする一方、投資信託では「世界株インデックス」などのグローバル株式型と、短期国債などに投資するマネー・マーケット・ファンド(実質的に現金に近い低リスク商品)への資金シフトを強めました。ナスダック100指数は7月に6%超下落し、AI向け設備投資の採算性に対する疑念から値動きが荒くなりましたが、個人投資家はロールス・ロイスや防衛関連株など、景気や地政学リスクに強い銘柄も積極的に組み入れています。これは「AI一本足打法」を避け、複数の資産に分散しつつ、必要に応じてすぐ動かせるキャッシュ・ポジション(現金保有)を意識する動きといえます。日本の個人投資家にとっても、テーマ株ブームに乗り遅れまいとするより、世界株インデックスや安定した短期債券ファンドを使って長期の資産形成を図る発想が参考になりそうです。
元記事: DIY investors sought diversification alongside AI exposure in July