2026年9月28日AI編集部が毎日更新
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2026-08-06

金と銀がそろって急伸 7月の調整を経て「安全資産」への資金が再流入

貴金属市場では、金と銀がそろって急伸しています。8月5日時点のデータによると、金価格(スポットXAU/USDベース)は1日で4%超上昇し、1トロイオンスあたり4,300ドル台前半まで戻しました。これは、7月にかけて続いた調整局面で一時4,000ドル割れを試した後の、明確な反発局面といえます。銀も同様に4%超の上昇となり、投資家のリスク選好が株式や暗号資産から安全資産へ一部シフトしている様子がうかがえます。

イラン情勢や原油価格の乱高下、米国の長期金利の動きなど、マクロ要因が複雑に絡むなかで、無利息資産である金は通常、実質金利上昇局面では売られやすくなります。しかし、直近ではインフレや地政学リスクへの不安が再燃し、短期的には「保険」として金・銀を組み入れる動きが優勢となりました。7月末時点で、年初来の金価格は依然として高値から大きく調整しているものの、長期的な中央銀行の買い需要が下支えとなり、押し目買いのタイミングを探る投資家が増えています。

市場関係者の一部は、「金は株式や暗号資産と同じ要因—原油とインフレ期待—に反応しやすくなっており、かつてのような完全な逆相関の”避難先”ではなくなっている」と指摘します。それでも、リスクイベントが顕在化した局面では、現金や短期国債と並ぶ”最後の受け皿”として、金・銀の役割は根強いとみられます。

元記事: Gold prices little changed in July, but could the yellow metal recover?