2026-08-04
7月のビットコインは7%高、8月入りも6.3万〜6.4万ドル維持 地政学リスク下で「静かな強さ」
暗号資産(仮想通貨)の代表であるビットコインは、7月に約7%上昇した後も、8月3〜4日時点で1ビットコイン=6万3,000〜6万4,000ドル前後のレンジで推移しています。24時間年中無休で取引されるビットコイン市場は、地政学リスクや金利観測といったマクロ要因が錯綜するなかでも、比較的落ち着いた値動きを維持しており、市場からは「静かな強さ」といった見方も聞かれます。
直近では、国際情勢の緊張緩和に関する報道が相次ぎ、株式や高利回り社債などリスク資産全般に買い戻しの動きが広がる一方、ビットコインは大きく上にも下にも振れず、狭いレンジ内での取引が続いています。過去には、株式市場の急落局面でビットコインが同時に大きく売られる「リスク資産の一種」としての動きが目立ちましたが、最近は株価との連動性(相関)がやや低下しているとの分析も増えています。
もっとも、6万ドル台前半という水準は、2025〜26年の急落相場やETF(上場投資信託)からの資金流出を経験した後の「戻り売りゾーン」と見る向きもあり、投資家心理は楽観一色ではありません。米国のインフレ指標やFRBの政策、さらには暗号資産規制の議論次第では、再びボラティリティ(価格変動)が高まる可能性も意識されています。足元の相場は堅調ながら、ビットコインがこの価格帯を維持できるかどうか、8月相場の行方が試される局面になっています。
元記事: Bitcoin Price Holds Near $64K as Crypto Shows Resilience Amid Global Shocks