2026-08-03
暗号資産市場は「嵐の前の静けさ」 ビットコイン6万2,000ドル台でボラティリティ急低下
8月2日時点の暗号資産(仮想通貨)市場では、主要通貨の値動きがきわめて小さく、「ボラティリティ(価格変動率)の圧縮」が進んでいます。ビットコイン(BTC)は約6万2,800ドル前後で推移し、前日比プラス0.1%とほぼ横ばい。イーサリアム(ETH)、BNB、ソラナ(SOL)など他の大手銘柄も同様に日次変動は0.1〜0.2%程度にとどまりました。
背景には、今週から相次ぐ世界の購買担当者景気指数(PMI)、米雇用指標など重要マクロ指標の発表を控え、市場参加者が積極的な売買を手控えていることがあります。過去にも、大型イベント前に値動きが極端に狭くなった後、一方向に大きく振れるケースが多く、「嵐の前の静けさ」と見る向きも少なくありません。
デリバティブ市場では、オプションのインプライド・ボラティリティ(将来の変動予想)も低下しており、短期トレーダーにとってはボラティリティ・ブレイクアウト戦略が意識される局面です。一方、中長期投資家のなかには、規制動向や現物型ビットコインETF(上場投資信託)残高の推移をにらみつつ、段階的な買い増しを検討する向きも出ています。
元記事: Crypto Market Breakdown: Low Volatility Across Large-Caps Ahead of Heavy Macro Week