2026-07-31
金価格が小幅安、ドル高とFRB警戒で投資家は慎重姿勢
29日、国際金市場では金価格が小幅に下落しました。米ドル高が進んだことに加え、米連邦準備制度理事会(FRB)の会合を前に投資家がポジションを軽くしていることが背景です。金は一般に「安全資産」とされますが、ドル建てで取引されるため、ドル高になると他通貨建て投資家にとって割高になりやすく、売り圧力が強まります。
パキスタンなど新興国市場では、1トラ(約11.7グラム)当たりの金価格が前日比で下落したとの報道も出ています。これはドル高とともに、足元のインフレ期待や地政学リスクの変化を織り込む動きとみられます。一方で、一部の市場では直前まで上昇が続いていたことから、短期的な利益確定売りとの指摘もあります。
FRBの金利方針は、無利息資産である金にとって重要な要因です。今後も高金利が長期化するとみなされれば、利息の付く債券や預金の魅力が相対的に高まり、金には重しとなります。逆に、利下げが視野に入る場合は、再び資金流入が強まる可能性があります。投資家は米金融政策とドル動向を見極めつつ、金へのスタンスを慎重に調整している状況です。
元記事: Gold edges lower ahead of Fed decision on interest rates