2026-07-30
ビットコインとイーサリアムがそろって反落、FOMC前に「リスクオフ」色強まる
暗号資産(仮想通貨)市場では28日、主要銘柄のビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)がそろって下落しました。市況まとめによると、24時間ベースでビットコインは約2.8%安の6万3,600ドル台、イーサリアムは約4.1%安の1,880ドル台まで売られています。背景には、米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合を7月28〜29日に控え、金利見通しが不透明な中でリスク資産全般にポジション調整の売りが広がっていることがあります。
一方で、現物ビットコインETF(上場投資信託)の資金フローは勢いを欠きつつあり、直近では流入・流出が細かく交錯する「様子見」姿勢が強まっています。マクロ環境では、中東情勢やエネルギー価格の変動も投資家心理を冷やしやすく、株式・債券・暗号資産のいずれも方向感を出しにくい状態です。テクニカル(チャート分析)面では、ビットコインが6万ドル台前半のサポート水準を維持できるかが焦点で、割り込んだ場合はアルトコインを含めた一段安のリスクも意識されています。短期投資家はイベント通過までレバレッジ(借入による取引)を抑える動きが目立ちます。