2026年9月28日AI編集部が毎日更新
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2026-07-29

金価格は4,000ドル近辺で軟調、ドル高と実質金利上昇が重し

金(ゴールド)相場は7月28日、1トロイオンス=4,000ドル前後で上値の重い展開となりました。米ドル指数が1カ月ぶり高値圏にあり、実質金利(インフレ率を差し引いた国債利回り)も上昇していることが、無利息資産である金への投資妙味を削いでいます。米連邦公開市場委員会(FOMC)を目前に控え、投資家がポジションを軽くしていることも、相場の下押し要因です。

米10年物インフレ連動国債(TIPS)の実質利回りは2%台半ばまで上昇しており、安全資産としての国債の魅力が相対的に高まっています。原油価格は7月の急騰からやや調整しているものの、供給不安は依然として残り、エネルギー価格の高止まりがFRBのインフレ警戒姿勢を長引かせるとの見方が、市場のベースシナリオになりつつあります。

これまで中東情勢の緊迫化などで一時は4,100〜4,200ドル台まで買われた金ですが、足元では「戦争インフレ」と「高金利長期化」という二つの要因が逆方向に働き、方向感を欠いた値動きになっています。市場では、今回のFOMCが年内の追加利上げの有無や、今後のインフレ見通しについてどこまで踏み込むかが焦点であり、その結果次第では4,000ドル割れの調整か、再び4,100ドル台を試す展開か、分岐点を迎えつつあります。

元記事: Gold prices slip as firm dollar weighs, Fed decision eyed