2026-07-27
ビットコインは6.4万ドル台で「様子見」 FRBと規制、ハードフォーク懸念が同時進行
ビットコイン(BTC)が6万4,000ドル台で足踏みしています。26日(日)のアジア時間には一時6万6,900ドル近辺まで上昇しましたが、その後失速し、週末にはほぼ上げ幅を消す展開となりました。暗号資産(仮想通貨)全体の投資家心理は、複数の不確定要因を前に慎重です。
背景にあるのは、今週の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定会合(FOMC)と、米議会で議論が再燃している暗号資産規制法案「CLARITY Act(クラリティ法案)」、そしてビットコインの開発コミュニティ内でくすぶるハードフォーク(仕様分裂)の思惑です。金利見通しを左右するFRBの判断と、米国最大市場での規制方向性は、ともに中長期の資金流入を左右する重要材料と見られています。
一方で、米国債利回りの上昇とドル高が進み、「無リスク資産」とされる国債や短期金利商品の利回りが魅力を増していることも、ビットコインなどリスク資産への資金シフトを鈍らせています。市場では「ボラティリティ・トラップ(値動きの罠)」との指摘もあり、短期的には上にも下にも振れやすい状態です。
それでも、価格が大きく崩れず6万ドル台半ばを維持していることから、長期投資家の買い意欲は底堅いとの見方もあります。今週予定されるFOMCと規制議論の行方次第で、ビットコインが再びトレンドを描き出せるかが試される局面に入っています。
元記事: Bitcoin Enters Volatility Trap as Fed Decision, CLARITY Act and Fork Drama Converge