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2026-07-26

世界株は「原油一服」でも重い展開 利回り高止まりでリスク資産に警戒感

7月24日の米欧株式市場は、原油高が一服したにもかかわらず上値の重い展開となりました。米国と欧州の主要株価指数は、週初からの下落からやや持ち直したものの、依然として週間ベースではマイナス圏が意識されています。背景にあるのは、各国の長期金利(10年国債利回りなど)が数十年ぶりの高水準近辺で張り付いていることです。高金利は株式や不動産など「リスク資産」への投資妙味を相対的に下げるため、投資家は慎重姿勢を崩していません。

今回注目されたのは、原油価格の一時的な反落でも株価の反発力が限定的だった点です。通常、エネルギー価格の落ち着きは企業のコスト圧力緩和につながり、株式には追い風とみなされます。しかし今回は、インフレ再燃と追加利上げへの警戒感が勝り、「一時的な原油安では強気になれない」という市場心理が鮮明になりました。

金利高止まりの中で、成長期待の高いハイテク株だけでなく、景気敏感株(金融・素材・工業など)にも売りが広がっており、投資家は銘柄選別を一段と強めています。今後、インフレ指標や中央銀行の発言によっては、株と債券の両方が同時に売られる「悪い金利上昇」懸念が再燃する可能性もあり、ポートフォリオのリスク管理が一段と重要になっています。

元記事: Stocks mixed as oil prices pause climb but yields hover near highs