2026-07-26
ビットコイン、ETFから2億ドル超流出でも6.4万ドル台維持 「低ボラ相場」の正体は
暗号資産(仮想通貨)のビットコイン価格は、7月25日時点で1ビットコインあたり約6万4,000ドル前後と、前日比ではやや軟調ながら大きく崩れず推移しています。複数の報道によると、ここ数日でビットコイン現物ETF(上場投資信託)からは合計で2億ドル超の資金が流出したとされ、市場心理には重石となっています。一方で「実現ボラティリティ(一定期間の値動きの大きさ)」は数年ぶりの低水準にあり、価格は狭いレンジでの推移が続いています。
背景には、米ハイテク株の調整や中東情勢の緊迫化など、リスク資産全体への投資意欲が後退していることがあります。それでも、ビットコインの時価総額シェア(ビットコインが暗号資産市場全体に占める割合)は50%台半ばを維持しており、「ビットコイン優位」の構図は崩れていません。
投資家にとっては、ETF資金流出と低ボラティリティという、一見ちぐはぐな組み合わせです。現物ETFを通じた「長期資金」はやや引き潮となる一方、レバレッジ取引などの短期投機は限定的で、売り圧力が急拡大しにくい状況とみられます。今後は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策や、株式市場のリスクオン・オフ転換が、レンジ相場を破るきっかけになるかが焦点です。
元記事: Bitcoin Continues to Flirt With $64,000 After $225 Million ETF Outflow Rattles Confidence