2026-07-25
金相場、原油100ドル&利上げ観測で軟調 ECBも「追加利上げの余地」示唆
金(ゴールド)価格が軟調な展開となっています。ロイターによると、7月24日の国際金先物は前日の2%安に続き下落し、米WTIや北海ブレント原油が1バレル=100ドル超えの水準に戻ったことでインフレ懸念が強まり、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が再燃したことが背景にあります。一般的に、金は利子や配当を生まない資産のため、政策金利の上昇局面では利息の付く債券などと比べて魅力が相対的に低下し、売られやすくなります。
記事によれば、来週に予定されるFRBの金融政策会合を前に、金市場では「タカ派的(引き締め寄り)」なメッセージが出るかどうかが最大の焦点となっています。また、欧州中央銀行(ECB)は前日、政策金利を据え置いたものの、9月の会合での追加利上げに含みを持たせる姿勢を示しました。欧米双方で金利が高止まりするシナリオが意識されれば、金は引き続き上値の重い展開を強いられる可能性があります。
もっとも、中東情勢の緊迫や世界株安などリスク要因が再燃すれば、再び「安全資産」として金に資金が向かう展開も想定されます。個人投資家にとっては、短期の金利見通しだけでなく、地政学リスクやインフレ指標など複数のファクターを組み合わせて金投資のポジションサイズを検討することが重要です。
元記事: Gold softens on prospects of Fed rate hikes as Brent tops $100