2026-07-20
トランプ氏と共和党の「暗号資産対立」でビットコイン軟調 規制不透明感が再燃
米国のドナルド・トランプ前大統領が、共和党内の一部と暗号資産(クリプト)関連法案をめぐって対立し、市場心理を冷やしています。19日には、代表的な暗号資産であるビットコイン(BTC)が一時6万3,900ドル台まで下落し、その後6万4,000ドル台半ばまで戻したものの、方向感に欠ける展開となりました。イーサリアム(ETH)も1,800ドル台後半で軟調です。
問題となっているのは、取引所やトークン発行、マーケット構造などを包括的に整理しようとする「明確化」法案です。トランプ氏が一部条項に強く異議を唱えたことで、議会での成立時期が見通しづらくなり、投資家は「規制ルールが固まるまで大口マネーは動きにくい」と受け止めています。
この不透明感は、短期トレーダーだけでなく、機関投資家や企業の参入スケジュールにも影響しうるため、中長期の成長ストーリーを重視する投資家も注視すべき材料です。今後は、米議会での修正協議の行方と、2026年後半にかけての大統領選関連の発言が、暗号資産全体のボラティリティ(価格変動)を高める要因となりそうです。