2026-07-19
ETFに約7兆円超のマネー流入 株式から債券まで「なんでも買い」の様相
米投資信託協会(Investment Company Institute)によると、7月8日までの1週間で、世界の上場投資信託(ETF)には純額で約699億ドル(約7.7兆円)が流入しました。ETFとは、株式や債券、コモディティ(商品)などに分散投資できる投資信託を証券取引所で株と同じように売買できる金融商品で、少額から幅広い資産に投資できるため、個人・機関投資家ともに利用が拡大しています。
今回の資金流入は、株式型だけでなく債券型やセクター特化型にも広く及んでおり、「景気減速への警戒をしつつも、金融緩和期待を背景にリスク資産へのエクスポージャーを維持したい」という投資家心理を映しているとみられます。特定のテーマ株やAI関連に集中するのではなく、インデックス連動型や債券ETFなどでポートフォリオを分散させる動きが強まっている点も特徴的です。金利動向とインフレ指標が読みづらいなか、「現金のまま置いておくよりはETFを通じて世界の資産に分散投資する」というスタンスが、短期売買勢だけでなく長期投資家にも広がりつつあります。