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2026-07-18

金は週間ベースで大幅安へ 原油高とインフレ鈍化、「安全資産」の立ち位置が揺らぐ

コモディティ市場では、原油と金(ゴールド)の明暗が分かれています。7月17日時点で、原油価格は中東情勢の緊迫を背景に続伸する一方、金価格は6月初旬以来となる大幅な週間下落が見込まれています。インドの投資メディアによると、米国のインフレ指標が想定通り鈍化したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が急激な利上げに踏み切るリスクが和らぎ、金利上昇懸念が後退。これにより、「インフレヘッジ」としての金需要がいったん落ち着き、利益確定売りが優勢になっているとされています。

通常、原油高はインフレ加速要因となり、金価格にとってプラス材料とみなされます。しかし足元では、インフレ鈍化と金利見通しの安定が、金の上値を抑える要因として働いています。市場では、実質金利(名目金利からインフレ率を差し引いた金利)が金価格に与える影響が再確認されており、金利が大きく上昇しないとの見方が広がるなかでも、「すでに高値圏にある金をどこまで買い進めるか」という慎重ムードが強まっています。

日本の個人投資家にとっては、円建ての金価格が為替要因で押し上げられてきた側面もあるため、ドル建て価格の調整が直ちに大きな下落につながるとは限りません。ただし、中東情勢やFRBの政策スタンス次第で、原油・金ともに価格変動が大きくなる可能性があり、積立投資や分散投資によるリスク平準化が重要な局面といえます。

元記事: Commodity Corner: Oil gains on Middle East tensions, gold heads for weekly loss