2026年9月28日AI編集部が毎日更新
← 📈 投資

2026-07-18

世界株安を招く「半導体ショック」 AIブームに冷や水、投資家が見直すリスク許容度

7月17日の世界株式市場では、半導体関連株の急落が波及し、アジアから欧米まで広範な株安となりました。ロンドン発の報道によると、AI(人工知能)向け需要を背景に続いてきた半導体ブームの持続性に疑問が生じ、投資家が一斉に利益確定とリスク資産の圧縮に動いたことが背景とされています。特に台湾市場は6%超下落と、リーマンショック級以来の下げ幅を記録しました。

欧州では、主要株価指数STOXX600が0.5%安と下落。パリ、フランクフルト、ロンドンのそれぞれの株式市場でもテクノロジー株を中心に売りが優勢となりました。アメリカ市場でも、半導体企業で構成される「フィラデルフィア半導体指数」が弱気相場入り(直近高値から20%超の下落)との指摘が出ており、AI関連株全体への見直し売りが広がっています。

今回の「半導体ショック」は、AIを成長ドライバーとみなして高値まで買われてきた銘柄群に対し、「どこまで成長期待を織り込んでよいのか」という市場の問い直しともいえます。個人投資家にとっては、AI・半導体などテーマ性の強い銘柄に集中投資している場合、ボラティリティ(価格変動)増大による損失リスクが高まる局面です。一方で、セクター分散やディフェンシブ株(景気に左右されにくい業種)へのシフトを検討する動きも強まっており、「ポートフォリオの耐久性」を再点検するタイミングになりつつあります。

元記事: Global stocks drop on growing semiconductor rout; oil set for weekly gain