2026-07-17
イーサリアムがビットコインをアウトパフォーム ブラックロックETFと新チェーン需要が追い風
暗号資産イーサリアム(ETH)が、足元でビットコインを上回る値動きを見せています。背景には、米資産運用大手ブラックロックが運用するイーサリアム現物ETFへの資金流入が戻りつつあることに加え、ロビンフッドが7月に立ち上げた独自ブロックチェーン「Robinhood Chain(ロビンフッド・チェーン)」での利用拡大があります。同チェーンはイーサリアムをガス代(ネットワーク利用料)として用いるレイヤー2(手数料や処理速度を改善するための補助的ネットワーク)で、主にミームコイン取引を中心に、1日8億ドル超の取引を処理していると報じられています。
一方でビットコイン市場は、ETFの資金フローが日々大きく振れるなか、価格自体は6万ドル台半ばで膠着する場面も増えています。イーサリアム側では、DeFi(分散型金融)やNFT(デジタル証券・アートの基盤技術)といった既存ユースケースに加え、新たなチェーン需要とETFマネーが重なったことで、相対的な強さを取り戻している格好です。ただし、ETFへの流入が逆流した場合や、ミームコイン相場の急変が起これば、ボラティリティの高まりは避けられません。投資家にとっては、ビットコインだけでなく、イーサリアム周辺のエコシステム全体の資金の流れを追うことが、今後一段と重要になりそうです。
元記事: Ethereum outruns bitcoin as ETF money returns, almost all of it from BlackRock's fund