2026-10-24
古代トロイで見つかったのは…“骨製フルート”と謎の小物入れ 3000年前の音楽シーン?
ギリシャ神話で有名な「トロイ戦争」の舞台とされるトロイ遺跡(現在のトルコ西部・ヒサルルク)から、ちょっとロマンのある発見が報告されました。考古学チームが発掘したのは、約2800年前のものとみられる骨で作られたフルートの破片と、小さな装飾品が入っていた木箱の名残です。
フルートは、動物の骨をくり抜いて穴をあけた、古代では定番の楽器。今回見つかったものも、指で押さえる穴がいくつか残っており、「高音を出すタイプの笛では?」と考えられています。木箱のほうは、金属の金具や細工されたパーツが見つかっており、
- 楽器の部品をしまうケース
- 小さなジュエリーやお守りを入れる箱
などの可能性が指摘されています。
トロイは、ホメロスの叙事詩『イーリアス』に登場する伝説の都市で、19世紀以降の発掘によって実在したことがほぼ確実になりました。ただし、ふつうニュースになるのは城壁や宮殿跡など“戦争っぽい”話題が多く、「日常の暮らし」や「音楽」の手がかりが注目されるのは珍しいケースです。
研究者によると、このフルートは宴会や宗教儀礼で使われた可能性があり、「戦うトロイ人」ではなく**“歌って奏でるトロイ人”**の姿を想像させてくれるとのこと。3000年前の夜、城壁のそばで骨笛の音色が風に乗っていたのかも…と考えると、一気に世界が近く感じられます。
あなたは、古代の人たちがどんなメロディーを吹いていたと思いますか?