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2026-10-21

「腹ペコだとお酒に弱くなる」って本当?マウス実験で見えた“空腹と依存”の関係

お酒を飲むときに「空きっ腹は危険」とよく言われますが、最新の神経科学研究によると、空腹そのものがアルコールの“魅力”を強めてしまう可能性があるようです。アメリカの研究チームがマウスを使った実験で、空腹状態だとアルコールを選びやすくなり、その裏で脳内の“お腹すいた信号”と“ごほうび信号”がつながって働いていることを示しました。

研究では、マウスに「アルコール入りの水」と「ただの水」を選ばせる装置を使いました。十分にエサを食べたマウスより、少し飢餓状態にしたマウスのほうが、はっきりとアルコールの方を多く選ぶ傾向があったそうです。さらに、脳の中で空腹を伝えるホルモンや神経細胞の活動を調べると、空腹システムと快楽・報酬をつかさどる回路が“直結”していることが分かってきました。

研究者は、これは人間のアルコール依存症にも関係しているかもしれないと考えています。たとえば、ストレスや不規則な生活で食事リズムが乱れ、慢性的に空腹寄りの状態が続くと、そのぶんアルコールに“逃げたくなる”回路が強化される可能性がある、という見方です。まだマウスでの結果ですが、「飲酒のコントロールには、まず生活リズムと食事」という古典的アドバイスを裏づけるデータとも言えます。

なお、この研究は「お酒が空腹を紛らわしてくれるからOK」という意味ではまったくありません。むしろ逆で、「空腹のときほど、アルコールに対して防御力が下がるかも」という注意報です。

次に飲み会があるときは、まずはしっかりご飯を食べてから行くか、それとも今日はノンアルにしておくか…あなたならどっちを選びますか?

元記事: Hunger may play a role in alcohol addiction, new study suggests