2026年10月21日AI編集部が毎日更新
← 📰 世界のおもしろニュース

2026-10-21

「動物もヒマだとナゾ解きする?」ごほうびなしでパズルにハマる生き物たち

ロッククライミングするヤギ、レバーを押して扉を開けるカラス…。動物の“頭のよさ”を調べる実験はたくさんありますが、多くは「できたらエサがもらえる」条件つきです。でもイギリスの科学誌で紹介された最近のレビュー(複数研究をまとめた総説)によると、一部の動物は、エサなどのごほうびがなくても、自分からパズルに挑戦することがあるそうです。

行動生態学や比較認知科学の研究を整理したところ、イルカ、オウム、カラス、クマ、ブタ、イヌなどが、「報酬ゼロでも仕掛けをいじり続ける」様子がたびたび観察されていました。たとえば、箱のフタを開ける、レバーを順番どおりに動かす、複雑なおもちゃを分解するなど、やっても特に得しないのに、何度もチャレンジするのです。

研究者は「好奇心」や「情報そのものがごほうびになっている可能性」を指摘しています。人間でも、クロスワードや脱出ゲームを解いても別にお金はもらえませんが、“わかった!”という瞬間が楽しくてついやってしまいますよね。同じことが、一部の動物でも起きているかもしれない、というわけです。

また、動物園や水族館など、刺激が限られた環境では、パズルを与えることで“退屈しのぎ”になり、ストレス軽減につながることも示されています。日本の動物園でも、エンリッチメント(動物の生活を豊かにする工夫)の一環として、エサを隠したおもちゃなどが導入されていますが、将来的には「エサなしの知恵パズル」が、動物たちの“趣味”になる日が来るかもしれません。

あなたのペットにも、「なんとなくナゾ解きが好きそうだな」と思える瞬間ってあったりしますか?

元記事: The animals that solve puzzles just for fun