2026-10-19
「ぐっすり眠る」と背が伸びるのは本当? 深い眠りと成長ホルモンの“フィードバック回路”が見えてきた
子どものころ「早く寝ないと背が伸びないよ」と言われた人は多いと思います。この“迷信っぽい定説”を、かなりガチな科学で裏づける研究が登場しました。最新の研究によると、深いノンレム睡眠(ぐっすり眠っている状態)と、体の成長をうながす「成長ホルモン」のあいだには、双方向の“フィードバック回路”がある可能性が高いというのです。
成長ホルモンは、身長を伸ばすだけでなく、筋肉や骨のメンテナンス、代謝の調整など、子どもから大人まで一生にわたって重要な役割を果たしています。研究では、睡眠中の脳波と血中の成長ホルモン濃度を同時にモニタリングし、「どちらが先に変化するのか」を細かく追跡しました。その結果、深い眠りに入るとホルモン分泌が高まり、そのホルモンがまた脳に作用して深い睡眠を安定させる、という“お互いを支え合うループ”が見えてきたといいます。
この仕組みは、思春期の成長だけでなく、成人の疲労回復や老化のスピードにも関わっている可能性があります。もしループのどこかが乱れると、眠りが浅くなり、体の修復もうまくいかなくなる、という悪循環に陥るかもしれません。
「睡眠は大事」と言われすぎて、もはや聞き流したくなるフレーズですが、脳とホルモンがここまでガッチリ手を組んでいると思うと、今晩だけでもちょっと早めに布団に入ろうかな、という気分になりませんか?
元記事: Study maps brain feedback loop between deep sleep and growth hormone