2026-10-19
「脳は2つのマシンを無理やり合体させたもの?」という大胆な新説
私たちの脳は、一つの大きなコンピューターのように働いている――そんなイメージを持ちがちですが、「実はまったく別々に進化した2つの神経系を、後から“合体”させたものかもしれない」という挑戦的な研究が発表されました。
この説を提案した研究者たちは、脊椎動物(人間や魚、鳥など背骨を持つ動物)の脳と、より原始的な生物の神経系を比較しました。その結果、感覚入力や運動制御を行う部分と、感情や記憶、意思決定に関わる部分では、発生の起源や遺伝子ネットワークがかなり違うパターンを示すことが分かったといいます。ざっくり言うと、「入力・出力を担当する古いマシン」と「内面の処理を担当する少し新しいマシン」が、後から一体化したようにも見える、というわけです。
もちろん、これはあくまで一つの仮説で、今後、多くの追加データや反論が出てくるでしょう。ただ、「脳はもともと一枚岩ではない」「いろんな進化の“部品”が寄せ集まってできた複合体だ」という見方は、脳科学者のあいだでも徐々に広がりつつあります。
自分の中で「理性と本能がケンカしている」と感じることがありますが、もし本当に“2台のマシンを無理やり合体させた脳”だとしたら、そのケンカもある意味しかたないのかもしれませんね。あなたは、自分の脳の中にいくつくらい“別人格マシン”が住んでいそうだと感じますか?
元記事: Is the brain actually 2 nervous systems smooshed together? A new study claims it is.