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2026-10-18

「オーストラリアの掃除屋たちは意外にグルメ?」死骸を“ビュッフェ方式”で食べる動物たち

オーストラリアの研究チームが、「動物の死骸(しかばね)を片付ける“掃除屋”たちは、何でもかんでも一気にたいらげるわけじゃない」という面白い結果を報告しています。

一般的に、ハゲタカやカラス、ディンゴ、トカゲなどのスカベンジャー(掃除屋動物)は、「目の前にある死骸ならなんでも食べる、雑食でがっついた連中」というイメージがありますよね。ところが、オーストラリアの草原に動物の死体(実験用に設置したカンガルーなど)を置き、カメラでどの動物がどの部位をどんな順番で食べるのかを追跡してみたところ、実態はかなり“ビュッフェ感覚”だったそうです。

たとえば、最初にやってくるのは警戒心の薄い鳥たちで、柔らかくて食べやすい目や内臓からついばみ始めます。その後、ディンゴのような中型の捕食者が登場すると、より肉の多い太ももや胴体部分をがっつりかじる。さらに時間がたつと、トカゲや昆虫類が残ったスジや骨まわりをきれいに処理…という具合に、「部位ごとの人気メニュー」が意外とはっきり分かれたのです。

研究者は、「死骸の処理は、単なる“掃除”ではなく、いろんな種が役割分担しながら資源を最大限に利用する仕組みになっている」と指摘します。こうした行動を詳しく知ることで、病原体の拡散リスクや、道路沿いでのロードキル(車にひかれた動物)の処理方法を考えるヒントにもなるそうです。

ちょっと生々しい話ではありますが、自然界の“後片付けチーム”がここまでよくできたフードコート方式だったとは、意外と感心してしまいませんか?

元記事: Australian scavengers don't just eat everything and slink away. They approach a carcass like a buffet