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2026-10-16

深海に“スパゲティワーム”一族誕生! 吸盤付きのヘビみたいな新属が見つかった

オーストラリア近海の深海から、新しくてちょっとヘンテコな「スパゲティワーム(イソメの仲間)」がまとめて見つかりました。研究チームはクリスマス島とココス(キーリング)諸島の深い海山で調査を行い、850匹以上のゴカイ類(海底にすむ多毛類)を採集。その中から、13種が「科学的に初めての新種」であることがわかり、そのうち7種はまるごと新しい“グループ”(属)として登録されました。

英語名で“spaghetti worms”と呼ばれるこの仲間は、細長い触手をニョロニョロ伸ばす姿がスパゲティみたいに見えることからそう呼ばれています。今回新しく命名された属名は「Terebellosuctoria」。ラテン語で「吸盤をもったテレベリド(スパゲティワームの一種)」という意味で、その名の通り、体の裏側にちょっと変わった“吸盤のような構造”を持っているのが特徴です。

このスパゲティワームたちは、海底の泥をモグモグ食べて栄養分をリサイクルする「掃除屋さん」のような存在。研究者によると、海底にはまだ名前も付いていないゴカイの仲間が大量にいて、今回の発見はそのごく一部にすぎないそうです。遠い無人の海山で集められた標本が、何年もかけて博物館でじっくり調べられ、「やっぱりこれは新しい!」と判定されていく──そんな“地味だけどロマンのある”作業の成果が、この新属発表なのです。

深海には、まだどれくらい「未発見のいきもの」が隠れているんでしょうね。

元記事: Scientists establish new genus of deep-sea 'spaghetti worms'