2026-10-15
白色矮星なのにピンクや緑!?「宇宙の白い星」の本当の色がカラフルだった話
天文学の教科書には、「白色矮星(はくしょくわいせい)」という、太陽のような恒星が一生の最後に変身する小さくて白っぽい星が登場します。名前からして「白い星」を想像しますよね。でも、最新研究によると、実は白色矮星にはピンクや緑っぽいものもあるかもしれない、という驚きの結果が出ました。
アメリカの研究チームは、非常に多くの白色矮星を観測し、その光の成分(スペクトル)を詳しく解析しました。そのうえで、人間の目が感じる色をシミュレーションしたところ、「真っ白」というより、うっすらピンク寄り、青緑寄り、紫寄りなど、意外とカラフルなバリエーションがあることが分かったのです。
色の違いを生むのは、星の表面温度や、表面をおおうガスの種類・濃さなど。あるものは水素やヘリウム、あるものは金属(天文学では、ヘリウムより重い元素をまとめてこう呼びます)が多く含まれていて、そのわずかな違いが、私たちの目には「ほのかな色味」として映る計算になります。
もちろん、実際の夜空で肉眼ではっきりピンクや緑に見えるわけではありませんが、「白い点」にも性格の違いがあると知ると、星空の見え方がちょっと変わってきませんか?
将来、もっと高性能な望遠鏡やカメラで、こうした“カラフル白色矮星”を直接撮影できる日が来るかもしれません。あなたは、宇宙にどんな色の星が一番多いと想像していましたか?
元記事: Green, pink and purple: astronomers reveal the surprising true colors of white dwarf stars