2026-10-14
「デジタル自画像」を残した1万年前の人たち?洞窟アートの新解釈
ヨーロッパのとある洞窟から見つかった古代の壁画が、「1万年前の人類による“自撮りアイコン”だったのではないか」という説が話題になっています。これまでは、動物や狩りの様子を描いた儀式的なアートと考えられてきましたが、一部の抽象的なマークが、どうも“自分を表すサイン”っぽいというのです。
研究チームが注目したのは、同じ洞窟のあちこちに繰り返し出てくる、独特の点や線、手形のパターン。これを詳細に比較すると、「この組み合わせはAさん」「この形はBさん」といった具合に、特定の人物ごとに特徴がありそうだと分かってきました。現代でいうアイコン画像やサイン、あるいはSNSのハンドルネームに近い感覚かもしれません。
もちろん、1万年前の人に直接インタビューできるわけではないので、これはあくまで解釈のひとつ。ただ、昔の人たちも「ここに俺、来たよ!」と残したくなる気持ちがあったのだとしたら、ちょっと親近感がわきますよね。
研究者は、こうした“自分マーク”が広い地域で共有されていた可能性も指摘しています。もし他の洞窟からも似たシンボルが見つかれば、当時の人々の交流ネットワークや移動ルートを推測する手がかりになりそうです。1万年前の「いいね!」や「既読マーク」は、岩の壁にひっそりと刻まれていたのかもしれません。あなたは、もし洞窟に自分のサインを残すとしたら、どんなマークにしますか?
元記事: Ancient Cave Art Symbols May Have Been Personal Signatures, Study Suggests