2026-10-14
ネコのヒゲで「空気の流れ」を見る?新センサーがちょっとネコっぽい
工学者たちが、ネコのヒゲをまねした超高感度センサーを開発した、と海外メディアが伝えています。ネコのヒゲは、暗闇でも障害物を察知したり、風の流れの変化を感じ取ったりする“スーパーセンサー”。今回はその仕組みを参考に、微妙な空気の動きまで検知できる人工のヒゲを作った形です。
構造はシンプルで、細長い柔らかい繊維が基部に取り付けられており、わずかな風や圧力でゆれます。このゆれを電気信号として読み取ることで、どの方向からどれくらいの強さの風が来ているかを判断できるそうです。従来の風センサーよりも小型で軽く、低電力で動くのが強みです。
研究チームは、ドローンや小型ロボットにこの“人工ヒゲ”をつけて、狭い場所や暗い場所での自律走行に役立てることを考えています。たとえば、災害現場で瓦礫の隙間を進むロボットが、風の流れから出口の方向を推定したり、人の呼吸による空気のわずかな乱れを検出したり、といった応用がイメージされています。
また、人の皮膚に貼り付けて、ちょっとした空調の変化や、スポーツ中のフォームによる風の違いを測定する…なんて使い方も研究されています。ネコのヒゲを見て「かわいい」だけで終わらせず、ちゃんと技術にしてしまうのがいかにもエンジニア的発想。あなたは、どんなところに“ネコヒゲセンサー”が付いていたら面白いと思いますか?
元記事: Engineers Develop Cat Whisker-Inspired Sensor to Detect Tiny Airflows