2026-10-14
キノコにロボットの体をつけてみたら…勝手に歩き回りはじめた話
アメリカの研究者チームが、「キノコにロボットの体をくっつける」という、聞いただけでカオスな実験をしました。結果、この“キノコ・ロボット”はセンサーからの情報を受けて、自分で動きを変えることができたそうです。まるで、小さなキノコに自律神経をプレゼントしたような状態です。
使われたのは、実験室で育てた普通のキノコと、小型の四輪ロボット。ポイントは、キノコに細かい電極(でんきのセンサー)を取り付け、その電気信号をロボットの「脳」にあたるコンピューターに送ったこと。キノコの状態が変わると電気信号も変わり、そのパターンによってロボットの進む方向などをコントロールする仕組みです。
そもそもキノコや菌類は、地中で広がる菌糸ネットワークを通じて情報をやりとりしている、という説があります。「森のインターネット」なんて呼ばれることもありますが、今回はその“おしゃべり能力”を機械に利用した形です。
研究者たちは、このようなバイオ・ロボットが将来、環境モニタリングに使えるかもしれないと期待しています。たとえば、キノコ部分が周りの湿度や汚染物質に敏感に反応し、その情報をロボットの動きとして表現させる、といった使い方です。壊れても自然に分解される素材で作れば、環境負荷も少なくてすみます。
「キノコに車輪をつける」という発想はかなりシュールですが、生き物の“ゆらぎ”をセンサーとして活用するアイデアは、AIやセンサー技術とはまた違うおもしろさがありますよね。あなたは、どんな生き物ロボットを見てみたいですか?
元記事: Engineers Gave a Mushroom a Robot Body and Let It Run Wild