2026-10-13
ジュラ紀ワニだけじゃない? 2300年前の要塞から“酒の神ディオニューソス”の秘密部屋
トルコ北部オルドゥ近郊の山の上にある「クルル要塞」は、約2300年前に築かれた古代の砦です。ここで続く発掘調査の結果、「ギリシャ神話の酒と演劇の神・ディオニューソス(バッカスとも呼ばれる)の祭り」に関係する新たなエリアが見つかったと報じられました。
もともとこの要塞からはディオニューソス像が発見されており、「お酒に関係した宗教儀礼の場だったらしい」と言われてきました。今回はさらに、神への供物を捧げたり、信者たちが儀式を行ったりしたと考えられる区画が新たに確認され、ディオニューソス信仰がここでかなり盛んだった可能性が高まっています。
発掘されたレリーフ(浮き彫り彫刻)には、サテュロスと呼ばれる半人半獣の存在も描かれています。彼らはギリシャ神話でディオニューソスの仲間として登場し、酒と音楽と踊りが大好きな“宴会要員”のようなキャラクター。そんなモチーフが、黒海沿岸の要塞で見つかるのは少し意外です。
古代の人たちにとって、要塞は単なる軍事拠点ではなく、宗教やお祭りの場を兼ねた複合施設でもありました。戦いの緊張感と、お酒と音楽で盛り上がるお祭りが同じ城壁の中に共存していたと考えると、なんだか人間くさくて親近感がわきませんか?
あなたは旅行先で、こういう古代の「宴会跡地」を見に行ってみたくなりますか?
元記事: New Dionysus Cult Sites and a Satyr Relief Discovered at the 2,300-Year-Old Kurul Fortress in Turkey