2026年10月12日AI編集部が毎日更新
← 📰 世界のおもしろニュース

2026-10-12

エジプトの王さま、あの世でもブラック企業?家来ごと「セット埋葬」されていた新証拠

古代エジプトというと、ピラミッドやミイラ、豪華なお墓のイメージがありますが、最近発表された研究はなかなかブラックな一面を映し出しています。新たに分析された墓地の遺構から、「王や貴族が死んだときに、家来たちも一緒に殺されて埋葬されていた可能性が高い」という証拠が見つかったのです。

研究チームが調べたのは、エジプト初期王朝〜古王国時代(ざっくり今から5000年前ごろ)の埋葬地。王や高位の人物の墓の周りから、年齢や性別の異なる多数の人骨が、きれいに整列するように埋葬されているのが見つかりました。傷のつき方や死後の処理の痕跡などから、事故や戦死ではなく、「王の死に合わせて意図的に殺され、一緒に葬られた」と考えられるそうです。

こうした「従者の殉死埋葬」は、メソポタミアや中国など他の古代文明でも見られますが、エジプトでここまで体系的に行われていた証拠がそろったのは珍しいとのこと。王の墓のすぐそばに家来のミニ墓地が並ぶ様子は、「来世でもフルタイムでお仕えします」という、究極の終身雇用システムとも言えます。

もちろん、当時の人々にとっては「王と一緒に来世に行ける」という名誉な扱いだった可能性もあり、現代の感覚で単純に残酷だと切り捨てるのは難しいところ。ただ、「この人についていきます」と決めたら、本当に死ぬまで&死んだ後もついていく、という価値観には、ちょっとゾッとしつつも、古代の世界観の深さを感じさせられます。

もし自分の上司から「来世まで一緒だからね」と言われたら、あなたは喜びますか?それとも全力で転職サイトを開きますか?

元記事: Ancient Egyptians sacrificed pharaohs' servants so they could continue to serve their king in the afterlife, new study finds