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2026-10-11

「1日1本の甘いジュース」で胃がんリスク2.5倍?アメリカ大規模調査の衝撃

「1日1本くらいの清涼飲料水なら大したことないでしょ」――そんな油断に冷や水を浴びせる研究結果が、アメリカから出てきました。ボストンのマス・ジェネラル・ブリガムが主導した数十年規模の追跡調査で、「砂糖入り飲料」を毎日飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて胃がんの発症リスクが約2.45倍高かったというのです。

対象となったのは11万人以上の成人。食事内容や生活習慣を長年追跡し、「砂糖入り飲料(ソーダ、スポーツドリンク、加糖ジュースなど)」と「人工甘味料入り飲料」を分けて解析しました。その結果、1日1杯以上の砂糖入り飲料を飲む人は、月に1杯未満しか飲まない人の2.45倍も胃がんになりやすいという統計的な関連が見つかりました。女性だけを見ると、その差は3倍以上に広がっていたそうです。

一方で、ゼロカロリー飲料などの「人工甘味料入り飲料」と胃がんの間には、同じような強い関連は見られませんでした。もちろん、これは「人工甘味料の飲み放題OK」という意味ではなく、「胃がんという一点に限れば、砂糖のほうがはるかに怪しい」と示唆しているにすぎません。研究者たちも、「この結果はあくまで“関連”であって、因果関係だと断定はできない」と慎重な姿勢を取っています。

とはいえ、砂糖入り飲料が肥満や2型糖尿病、別のがんとも関係しているという研究は、すでに山ほどあります。今回の胃がんリスク増加は、その“悪い履歴”にさらに一行追加した形です。米国の調査では、成人の約65%が「毎日少なくとも1杯の砂糖入り飲料を飲む」と答えていて、「とりあえずジュース」「とりあえずコーラ」という習慣が、世界的な健康課題になりつつあることがうかがえます。

日本でもコンビニや自販機で甘い飲み物は手軽に買えますが、「1日1本くらい」の積み重ねが、何十年後かのリスクに変わるかもしれません。次に喉が渇いたとき、あなたは何を手に取りますか?

元記事: One sugary drink a day linked to more than double the risk of stomach cancer