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2026-10-11

「弱い日差しなら大丈夫」はウソ?やさしい光でもDNAが傷ついていた

日焼け止めのCMでは「午前10時〜午後2時の強い日差しに注意」とよく言われますよね。でもオーストラリアの研究チームによると、「弱い日差しだから安心」という考え方そのものを見直したほうがよさそうです。

研究を行ったのは、ブリスベンにあるQIMRバーグホーファー医療研究所。58人のボランティアの背中の一部に、実際の屋外と同じくらいの弱い紫外線(朝や夕方レベル)と、強い紫外線(正午近く)を、合計量が同じになるように当てる実験をしました。その後、皮膚のごく小さな組織を採取して、DNAへのダメージを詳しく調べました。

意外な結果は、「肌が赤くならないレベルの弱い紫外線」でも、DNAの傷つき方はしっかり確認されたこと。つまり、短時間ガツンと浴びても、長時間ジワジワ浴びても、「合計の紫外線量」が同じならDNAダメージもほぼ同じ、ということです。日焼けによる赤みは“警報”でしかなく、その前から静かにダメージがたまっている、と研究者は指摘しています。

紫外線はビタミンD合成など、健康に必要な面もある一方で、「がんを引き起こし、進行も促す完全な発がん物質」ともされています。今回の結果は、「朝夕ならノーガードでも平気」「曇りの日だから帽子はいらない」といった油断が、長い目で見ると皮膚がんリスクをじわじわ上げている可能性を示唆しています。

とはいえ、ずっと家にこもるわけにもいきません。研究者たちは、「時間帯だけで判断せず、外に長くいる日は、日焼け止め・帽子・長袖などでトータルの紫外線量を減らす工夫を」とアドバイスしています。オーストラリアは世界でも特に皮膚がんが多い国ですが、その厳しい経験から得られた教訓は、日本の私たちにもけっこう刺さる話かもしれません。

あなたは、朝夕のちょっとした外出でも日焼け対策をしていますか?

元記事: Weak sunlight can still damage your DNA, scientists warn