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2026-10-09

月面基地は「洞窟暮らし」になるかも?NASAが本気で穴探しを始めたワケ

人類が月に長期滞在するとき、どこに家を建てるか――NASA(アメリカ航空宇宙局)がいま本気で考えているのは、「月の穴の中」です。10月8日に発表された計画では、月面の“地下世界”をさがすための3つの調査プロジェクトが動き出しました。

月の表面は昼は100℃以上、夜はマイナス100℃以下になることもある、超過酷な環境です。さらに大気がほぼないので、宇宙線(宇宙から飛んでくる放射線)や隕石の小さい破片がダイレクトに降りそそぎます。そこで注目されているのが、「ラバチューブ」や「ピット」と呼ばれる地形。昔、溶岩が流れてできたトンネルが天井ごと崩れ落ちて、ぽっかり穴になっている場所です。

今回の計画では、レーダーやカメラを使って、こうした穴の内部をのぞき見し、「人間が住めそうな空間か?」「壁に氷が残っていないか?」を調べます。氷が見つかれば、水として飲めるだけでなく、電気分解して酸素やロケット燃料(液体水素)にもできるので、まさに“月の井戸水”のような資源になります。

月に基地をつくるアイデア自体は昔からありましたが、実際に「どこの穴に、どうやって基地を作るか」を宇宙機関レベルで真面目に検討し始めた、というのが今回のポイントです。将来の宇宙飛行士は、地上ではなく「月の洞窟マンション」で暮らすかもしれません。

あなたは、もし月に行けるとしたら、“絶景だけど過酷な地表”と“景色はないけど安全そうな洞窟”、どっちに泊まってみたいですか?

元記事: NASA Is Searching for Hidden Caves to Build Its First Moon Base