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2026-10-04

80ドルの安モーテルが“生命の起源ラボ”に!? 排水溝の水から見つかったミクロな新種生物

アメリカ東海岸の安モーテルが、まさか“生命の起源”研究の最前線になるとは誰も思わなかったでしょう。

米ペンシルベニア州の研究チームは、ノースカロライナ州の海辺の町ナグスヘッドにある1泊80ドルほどのモーテルの一室を、簡易ラボに改造しました。と言っても、大げさな装置はありません。小さな顕微鏡とノートPC、バケツに入れた水──そんな“旅する研究室”です。

彼らの狙いは「Paulinella(ポーリネラ)」という、とても珍しい単細胞生物。植物のように光合成をするアメーバの仲間で、いま地球上に見つかっているのはごくわずかです。光合成を獲得するまでの進化の道筋を解き明かす“生きた手がかり”として、進化生物学者たちが注目してきました。

チームは近くの湿地や排水路から水をくみ、モーテルの部屋でひたすらサンプルを観察。その地味な作業の末、なんとポーリネラの新種を2種類も発見しました。しかも、それぞれが独自の進化の工夫をしていそうだ、というのです。

研究者によると、この発見は「光合成をする細胞がどうやって生まれたのか」という、生物学の超根本的な謎に迫るヒントになるかもしれません。高価な最新ラボではなく、素泊まりモーテルの一室からそんな手がかりが出てくるあたり、科学の現場って案外“ゆるくてドラマチック”ですよね。

もしあなたがこのモーテルに泊まるとしたら、夜、洗面台の水を眺める目つきがちょっと変わりそうじゃないですか?

元記事: In an $80 motel room, a discovery to shed light on the origins of life