2026-10-03
恐竜に「内蔵GPS」があった?9700万年前の化石から見つかった磁石のナゾ
「渡り鳥が迷わず長距離を飛べるのは、地球の磁場を感じる“第六感”があるからだ」と聞いたことがある人も多いと思います。この“磁場センサー”の仕組みはまだ完全には解明されていませんが、そんな動物の「内蔵GPS」が、なんと約9700万年前の化石から見つかったかもしれない、という研究が出ました。
研究者たちが調べたのは、白亜紀後期(はくあきこうき)と呼ばれる恐竜時代の地層から見つかった謎の「磁気化石」。電子顕微鏡レベルで見ると、びっくりするほど精巧な磁石のような構造をしており、現代の「磁気受容(じきじゅよう)を持つバクテリア」がつくる磁石とよく似ていたそうです。ただし、構造があまりにも複雑で、普通のバクテリアだけでは説明しづらいレベルだったとのこと。
そこで研究チームは、「これは動物の体の中で使われていた“磁気センサー部品”ではないか」と考えました。もしそうだとすれば、恐竜時代のどこかの生き物が、すでに地球の磁場を使ってナビゲーションしていた可能性があるわけです。
もちろん、これはまだ仮説の段階で、「どんな生き物の、どこのパーツなのか」は不明です。でも、恐竜が空を飛びながら磁場を感じていたのかも…と想像すると、一気に映画みたいな世界が広がりますよね。
あなたは、太古の動物たちの“第六感”をどこまで信じますか?
元記事: 97-Million-Year-Old Fossils Reveal the Earliest Known Animal “GPS”