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2026-10-02

巨大ナナフシ、何十年も学者をだまし続ける タネは“フタ付きタマゴ”だった

オーストラリアで、長年「同じ種類」と思われていた巨大ナナフシが、実は2種類の別の種だったことが明らかになりました。決め手になったのは、なんと“タマゴのフタ”。前代未聞の珍しい構造だったそうです。

研究者たちは、オーストラリア各地で集められた大型ナナフシの標本や生きた個体を詳しく調査。体の模様や形だけでなく、DNAや卵の構造までチェックした結果、そこに2つの別種が紛れ込んでいたことが分かりました。

とくに注目を集めたのが、卵の先端に“フタ”のような構造がついた新種。多くのナナフシの卵は、コロッとした種子のような形をしていて、アリに運ばれるなど、ちょっとした工夫をしています。しかし今回見つかった卵は、まるでキャップ付きの小さなカプセル。ナナフシ類では、こうした「フタ付きタマゴ」が確認されたのは初めてだそうです。

このフタは、孵化するときに幼虫が押し開ける“出口ドア”として働いていると考えられています。卵の中のガス圧を調整したり、捕食者やカビから守る役割があるのでは…という説もあり、今後詳しい機能が調べられる予定です。

ナナフシは、枝そっくりの体で敵から身を守る「擬態の達人」として知られますが、卵のレベルでもここまで凝った仕組みを持っているとは驚きです。もしかすると、まだまだ見落とされている“卵トリック動物”が世界中にいるのかもしれませんね。あなたは、どんな生き物の卵の中身をのぞいてみたいですか?

元記事: This Giant Stick Insect Fooled Scientists for Decades